トップページ > 高橋産業経済研究財団について > 理事長あいさつ
当財団は、「産業経済の高度化及び国際的な経済交流の促進をはかり、わが国の経済社会の発展と国民生活の向上に寄与する」ことを目的とし、日本ミネチュアベアリング株式会社(現ミネベアミツミ株式会社)元社長の高橋精一郎氏が所有する同社株式と、発起人の一人である高橋高見氏の関係する同社及び高橋商会(現株式会社啓愛社)の寄附金を基本財産として、昭和47年4月に設立されました。
設立以来、産業経済発展のための研究調査・科学技術開発を行っている全国の大学や高等専門学校の研究者及び民間の研究機関に対し、助成金援助事業を行ってまいりました。
当財団の助成援助対象とする事業は、科学技術・医療・医学・産業開発を中心とし、地球環境の保全、地域社会の発展、エネルギーの安定供給などサスティナブルな社会基盤を構築する研究から、国際相互理解の促進や経済協力、技術者や青少年の健全な育成など、非常に広い分野において支援を行っていることが当財団の特徴であり、設立の趣旨である「わが国の産業経済の発展基盤整備と新しい人間社会の環境基盤構築を推進し、国民生活の質的向上に貢献すること」を事業目的として、今日に至っております。
公益財団法人は、国や地方公共団体ではなかなか出来ない、きめ細やかな助成援助を民間の力で行うことに意義があると考えており、今後とも設立の趣旨をしっかりと認識し、多様な分野で情熱を燃やす多くの研究者に対する研究助成を通じて、更なる社会貢献を果たしてまいります。
皆様からの一層のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
令和6年4月
公益財団法人 高橋産業経済研究財団
理事長 貝沼紀子